月に行ってみたいと思ったことがありませんか?
月は重力が軽いため大きくジャンプができるなど、地球ではできない体験をすることができます。
考えただけでも、楽しそうですよね。
こんな願いが、近い将来実現するかもしれません。
「月面スポーツVRハッカソン」開催!!
グリー株式会社、JAXA、テックショップジャパン株式会社は、「月面スポーツVRハッカソン」の開催を決定し、参加者の募集を開始しています。
グリーとJAXAは、VR・AR分野で人工衛星データの新たな利用を開拓するため、コンテンツの共同制作などを目的とした連携協力をしています。
「月面スポーツVRハッカソン」では、JAXAが持つ月のデータを活用したVRコンテンツを開発します。
その内容は、地球との重力差や気温差など、月ならではの環境を活かしたスポーツを、VR技術を駆使して開発するものです。
これが完成すれば、VRで誰もが気軽に月面でスポーツをする体験ができるようになるかもしれません。
参加者は、人類が月に旅行や滞在をするようになる未来を、JAXAが保有する月のデータから想像して開発に取り組みます。
人が滞在するようになり、月ならではのスポーツが生まれ、月面で競技大会が開催される未来を、VRで再現しながら開発していきます。
既存スポーツをアレンジしたり、全く新しいスポーツジャンルを考案したり、近い将来に向けた柔軟なアイデアをVR空間で実現することを目指します。
ハッカソンとは?
先ほどから「ハッカソン」という言葉が出てきていますが、聞き慣れない言葉ですよね。
そこで、ハッカソンについても少し補足しておきます。
ハッカソンとは、ソフトウェア開発分野のプログラマーやデザイナー、マネージャなどが集中的に作業を行うプロジェクトのイベントのことです。
個人で作業する場合、チームで作業する場合、全体で一つの目標に向かう場合があります。
今回の「月面スポーツVRハッカソン」は、チームまたは個人ごとに作業を行うものになります。
18歳以上のエンジニアが参加可能となっており、1チームの最大人数は4名です。
募集人数は50名となっており、参加者は審査・抽選により決定されます。募集人数は50名です。
もし、VRソフトウェアの開発が得意という方は、応募してみてもいいのではないでしょうか。
すでにデモコンテンツは完成
グリーは「月面スポーツVRハッカソン」のデモコンテンツとして、「スキージャンプ ムーンヒル」をすでに開発しています。
このコンテンツは、第2回国際宇宙探査フォーラムにて展示されます。
「スキージャンプ ムーンヒル」は、日本の月周回衛星「かぐや」のデータを活用し開発されました。
このコンテンツでは、地球の6分の1の重力しかない月面上で行うスキージャンプをVR空間内で疑似体験することができます。
きっと地球上より、はるかに遠くに飛べることができるんでしょうね。一度体験してみたいものです。