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まちづくりの合意形成をスムーズに実現する。「環境計画支援VR」の活用事例

まちづくりや都市の再開発など大規模な建設事業を進める場合、地域住民との合意形成が不可欠です。そもそもまちづくりは、その場所に住む人々の生活を豊かにするために行います。そのため、地域住民との合意なしにまちづくりを進めても意味がありません。

また、きちんと合意形成を行わないと反対活動などに発展するおそれもあります。こうなってしまうと、施工も進まないという事態になってしまうのです。

 

この合意形成を促進するために開発されたのが、「環境計画支援VR」です。実際に完成予定の都市空間をVR空間に再現し、それを体験してもらえれば理屈抜きに理解してもらうことができるというわけです。

 

 

・「環境計画支援VR」の性能

 

「環境計画支援VR」は、都市空間や建築予定の建物をVRで再現することで、具体的に計画を可視化するサービスです。様々な角度からまちづくりの計画を確認することで、合意形成を促進できるというわけです。

 

合意形成以外にも、様々な用途で活用することができます。たとえば基本計画が決定した後の広報活動に活用したり、計画を検討する際の材料にしたり、開発前と後の差を比較したりと、幅広い活躍が期待できます。

用途に応じてカスタマイズして提供されるため、ユーザーのニーズをしっかり満たすことができるというわけです。

 

標準機能としては、アニメーションの作成、日陰の検討、物体の移動、スケールの変更、色彩の切り替えなどが搭載されています。

さらに、照明シミュレーション、気体・流体の確認、群衆の軌跡想定、サインの視認性などを追加機能として付けることもできます。これだけの機能が揃えば、町がどのように開発されるかしっかりと把握することができますね。

 

 

・渋谷駅周辺の再開発でも活躍

 

「環境計画支援VR」は、渋谷駅周辺の大規模再開発においても活躍しています。

計画内容を可視化することで、確実な設計の検証や、地域住民の方との合意形成に役立っているのです。

 

また、一般の方への情報発信を目的に、「環境計画支援VR」で作成した3D都市データを活用したARコンテンツも制作されています。このコンテンツを使えば、未来の渋谷がどのようにでき上がっていくのか、あらゆる角度から見ることができるのです。

このコンテンツは、無料アプリ「Shibuya AR」をダウンロードすることで楽しむことができます。

 

https://youtu.be/kJnpovA_Q9Q

 

 

今後も、施設の老朽化や住人のニーズに合わせて、まちづくりや再開発はどんどん推進されていくことでしょう。そのとき、よく問題となるのが地域住民との合意形成です。

「環境計画支援VR」のような技術を使い、早期に合意形成ができるなら、まちづくりや再開発もスムーズに実現するでしょう。ぜひ、どんどん活用して頂きたいと思います。

 

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