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不動産業界のVR活用はさらに進化する、接客も遠隔でできる「どこでもストア」を三菱地所ハウスネットが導入

引越しは人生においても一大イベントです。準備などにかなりの手間がかかりますし、お金も結構かかります。

そう何度も引越しを繰り返すわけにもいけないので、買うにしても借りるにしても物件は慎重に検討したいところです。

 

しかし、物件の内見に行くのもなかなか大変です。たくさん物件を見て回ろうと思えば、一日では終わらないかもしれません。

また、不動産屋さんには毎日多くの人が物件を探しに訪れます。そのため、担当の営業マンとなかなか日程が合わないということもありえるのです。

 

三菱地所ハウスネットでは、このような手間をできるだけ省く取り組みを実施しています。VR技術を応用した「どこでもストア」を採用し、現地に行かなくても接客ができる体制を整えたのです。

 

 

・「どこでもストア」で手間が省ける理由

 

「どこでもストア」は、VRコンテンツのプラットフォームを提供するナーブ株式会社が開発しました。VR空間で内見ができる「VR内見」をインターネット回線でつなぐことで、ブースにいるお客さんを店舗から遠隔で接客することができます。

 

ブースでVR内見を閲覧しているお客さんの視点は、営業所のスタッフ側にも同時に表示されます。これにより、お客様とのコミュニケーションにずれを生じることなく接客することが可能です。

また、営業スタッフは状況に応じた詳細な説明を提供することが可能になります。不明点や疑問点も、その場で解消することができるでしょう。

 

・気になる設置店舗は?

 

「どこでもストア」は、東京・有楽町にある「三菱地所のレジデンス ラウンジ」内に設置されています。西新宿営業所と遠隔でつながれており、説明は営業所のスタッフが対応します。

 

お客さんはラウンジを訪れるだけで、説明を受けながら様々な物件をVRで内見することができます。時間を使って現地を訪れなくても、現地を訪れたようなクオリティのサービスを受けることができるのです。また、VR閲覧中もスタッフの顔が表示されるので、安心して接客を受けることができます。

一日使って物件を回ったり、営業マンの日程に合わせたりしなくても、詳細な物件情報を確認でき、物件を十分検討することができるようになるというわけです。

 

 

不動産選びで失敗すると、後でとても後悔することになります。しかし、つい面倒になって内見もそこそこで部屋を決めてしまう方もいるでしょう。

「どこでもストア」を利用すれば、時間のかかる内見を短時間で終わらせることができます。このサービスを活用しない手はありませんね。

 

まだ、1ヶ所にしか設置されていませんが、評判がよければどんどん設置箇所も増えると思います。また、さらに技術が進めば、自宅で内見ができるようになるかもしれません。

不動産選びで現地に行かない時代は、もうすぐそこに来ているのかもしれませんね。

 

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