結婚式は一生に一度の晴れの舞台なので、お客様の会場選びも慎重になります。そのため、色々な会場と比較され、なかなか決めてもらえないという式場も少なくありません。
そんな式場の悩みも、VRで解決できるかもしれません。VRで式場見学を提供すれば、当日の様子をリアルに体験してもらえるため成約率アップに期待できるのです。
しかし、VR導入はコストがかかるため、導入しづらいという問題があります。
そんな悩みを抱える式場に嬉しいニュースがあります。コストの問題をクリアした、結婚式場向けのVRパッケージのサービスがついにスタートしたのです。
このサービスでは、配布に最適な紙製VRゴーグルからVRコンテンツ制作まで39万円で利用できます。
・気になるサービスの内容は?
配布用として提供されるVRゴーグルは、大村印刷株式会社の紙製VRゴーグル「Auggle S」です。式場ごとのオリジナルデザインで作成したVRゴーグルが300個ついてきます。
「Auggle S」は組み立て式のゴーグルで、組み立て前はA4サイズの厚紙状です。そのため、パンフレットと一緒に配布したり、DMとして発送したりすることが簡単に行えます。
受取ったお客様は、自宅にいながら式場の内覧をすることができます。検討の段階で振り返ってもらうことで、式場の良さを100%思い出してもらうことができるようになるのです。
また、イベントや見学へ来場を促すツールとしても役に立つでしょう。
VRコンテンツは、株式会社日本テクノ開発のVRソリューション「NTEC VR」で制作されます。
コンテンツは、ゆっくり視聴ができる静止画です。コンテンツには、テキストや画像、動画などをポップアップ表示できるので、式場の魅力や特徴を詳細に伝えることができます。
最大5箇所まで撮影でき、ポップアップ表示は無制限に利用できます。
・東武ホテルレバント東京で導入
このサービスは、東武ホテルレバント東京ですでに採用されています。
東武ホテルレバント東京は、東京スカイツリーが間近に見えるガーデンチャペルです。VRを活用することで、ガーデンチャペルの開放感や景色をリアルに体験してもらうことに成功しています。
また、天候の悪い日に来場した場合でも、晴天時の様子を確認してもらうことができます。さらに、昼に来場しても夜の雰囲気が確認できるなど、その活用方法は様々です。
お客様にとっても、様々なシチュエーションを確認して検討できるので、満足度向上にも役立つツールといえるでしょう。
ブライダル業界も競争が激化しており、お客様を獲得するには様々な工夫が必要になってきています。特に最近では、結婚式に様々なこだわりを持つ方も多く、式場の魅力をいかに伝えるかが生き残りのカギともいえるでしょう。
VRを使ったPRは、式場の魅力をリアルに伝えるのにピッタリの方法です。集客でお困りなら、導入を検討してみてもいいかもしれません。
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