日本全国に広がりを見せつつあるVRアトラクション施設ですが、その運営にはまだ様々な課題があります。
たとえば、VRデバイスの脱着に慣れているお客さんはまだ少ないため、スタッフがついてお手伝いする必要があります。
すると人件費がかさみ、運営に支障をきたしてしまうのです。
また、VRデバイスを装着した状態だと、視界が完全に覆われてしまいます。
そのうえ配線がたくさんあるので、転倒などの事故を引き起こす可能性も高いのです。
このような、施設型VRを運営していく上での課題について、解決策やノウハウをまとめた「施設型VRオペレーションセミナー」が東京で開催されます。
では、その内容について紹介していきましょう。
施設型VRオペレーションセミナーの内容は?
施設型VRオペレーションセミナーは、一般社団法人ロケーションベースVR協会が主催で開催されます。
セミナーでは、これまでロケーションベースVR協会で検討されてきた、スタッフのオペレーションの負担軽減のノウハウについて、成果を発表する内容となっています。
セミナーは2部構成となっており、第1部では、VRならではの施設運営課題について、質疑を交えながら解説していきます。
また、第2部では、これまでの協議により導き出されたオペレーションの流れと設備について解説されます。
一般社団法人ロケーションベースVR協会とは?
一般社団法人ロケーションベースVR協会は、施設型VRの運営に関わる主要業者により構成されています。
施設型VRの普及を図ることで、日本の産業のイノベーションと経済の発展に貢献することを目的としています。
これまでにも、「13歳未満の子供のVRコンテンツの利用方法」「オペレーションの負担軽減」「安全性(リスク事例)の共有」「運営上の注意事項」など施設型VRの課題について、ワーキンググループを立ち上げて協議を続けきています。
その結果として、「VRコンテンツの利用年齢に関するガイドライン」などを発表しています。
このガイドラインは、VRアトラクション施設の指標となっています。
施設型VRオペレーションセミナーは、4月12日(木)、株式会社クリーク・アンド・リバー、本社2Fホールにて行われます。参加日は3000円です。
株式会社クリーク・アンド・リバーもロケーションベースVR協会の正会員で、今回のセミナーに全面的に協力しています。
現在、施設型VRを運営している企業だけでなく、今後、施設型VRの導入を検討している企業にとっても、とても役に立つ内容となっています。
ぜひご興味のある方は参加してみてくださいね。
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