2018年4月4日(水)~6日(金)に、東京ビックサイトにて「コンテンツ東京2018」が行われます。
コンテンツ東京とは、日本最大のコンテンツビジネスの商談展です。世界中から1540社が出展し、活発な商談が行われます。
コンテンツ東京は、いくつかの展示会に分かれており、「先端デジタルテクノロジー展」では、VR、AR、MR、HMD、高臨場感映像・音響など、最新の技術が集結します。
株式会社アルファコードとHTC NIPPON株式会社は、先端デジタルテクノロジー展に共同で出展します。
アルファコードは、VR動画を最高品質で再生できるソフトウェアの開発を行っています。また、8KのVR映像を撮影、再生する技術も持っています。
これらの技術を駆使し、今回「先端デジタルテクノロジー展」では、日本酒「獺祭」の酒蔵見学を体験できるVRコンテンツを展示しています。
「獺祭」の蔵をVRで体験できる
「獺祭」とは、山口県岩国市の酒蔵である旭酒造が造る、世界的に人気の日本酒です。
旭酒造は、酒造りに対して革新的な取り組みを行っており、精米歩合23%という業界最高の磨きの日本酒も製造しています。
展示会では、8K動画のVRコンテンツの先進例として、獺祭の蔵見学を体験することができます。
関係者以外は入れない酒蔵内部に入り、獺祭の製造過程が体験できるのです。
このVRコンテンツは、旭酒造からの依頼でアルファコードが企画から撮影、編集までを担当しています。
展示会では、VRコンテンツをHTCのヘッドマウントディスプレイ「VIVE Pro」で体験できます。
「VIVE Pro」は従来の「VIVE」に比べ解像度が78%アップしています。
また、音声もハイレゾに対応しているため、今まで以上に深い没入感と臨場感を体験することができるでしょう。
なお、8K動画のVRを「VIVE Pro」が一般公開するのは今回が初めてとなります。
8K動画のここが凄い!!
8Kとは、横×縦の解像度が7,888×4,320ピクセルとなる高精度な映像のことです。
現在のフルハイビジョンの16倍もの解像度となるので、さらに鮮やかな色彩や奥行きを表現することができます。
8K動画をVRで表現することで、VR空間内での没入感や臨場感が格段にアップします。
より深い体験を提供することで、コンテンツへの理解を更に深めることができるでしょう。
特にVR動画の場合、正面だけでなく360°の映像が必要です。
そのため、4Kの動画であっても見えている範囲の解像度は下がってしまうのです。
8Kなら、VR動画の解像度をこれまでより劇的に向上させてくれるというわけです。
8K動画はVRに導入されていく
少し前にテレビで4Kが話題になったばかりなのに、VRは早くも倍の8Kに進もうとしています。
解像度がどんどん向上すれば、VR体験がより臨場感あふれるものになります。これは楽しみですよね。
また、旭酒造のように、食品関連業界でもVRを活用する会社が出てきています。
製造工程をVRで紹介すれば、商品の安全性をアピールすることにもつながりますよね。
また、ブランドのアピールに役立てることもできることもできるでしょう。
どんどんVRを活用し、企業の素晴らしい部分を広めて欲しいと思います。
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