VRの技術を使えば、誰もが憧れたことのある「空を飛ぶ」という体験も簡単に再現することができます。
たとえば、ドローンで撮影した360°映像を使えば、あたかも自分が飛んでいるようなVR体験ができるでしょう。
しかし、通常のVR体験は基本的に椅子に座るなど地に足をつけた状態で体験するため、空に浮く浮遊感を同時に味わうことはできません。
ここが「空を飛びたい」という願望を叶える、一番のネックになります。
今回紹介する「空を飛ぶ体験」は、この問題を解決したかもしれません。
なぜなら、無重力状態の浮遊感を同時に味わうことができるからです。
このVRは、「空飛ぶプールVR INユネッサン」というイベントで体験することができます。
空飛ぶプールVR INユネッサンとは?
「空飛ぶプールVR INユネッサン」は、ドローンで空撮した360度VR映像を水に浮いて観ることで、空を飛ぶ感覚を体験することができるイベントです。
水に浮いた無重力状態では五感が騙されるため、地上よりリアルな浮遊体験を楽しむことができます。
このイベントは、神奈川県にある温泉テーマパーク施設「箱根小涌園ユネッサン」で開催されます。
箱根湯本の駅周辺や芦ノ湖などを空撮したVR体験により、箱根の観光スポットを空中観光することができます。
料金は1回5分で500円ですが、別途ユネッサンの入場料が必要です。
ユネッサンには「ドクターフィッシュの足湯」「ワイン風呂」「本格コーヒー風呂」といったアミューズメント感覚あふれるお風呂がたくさんあるので、空飛ぶVR体験以外でも一日中楽しめそうですね。
なぜ水中でVR体験ができるの?
空飛ぶプールのVR体験には、株式会社Rockin’Poolが開発したフルフェイス型の水中VR専用マスクが使用されます。
このマスクを使えば、陸上と同じように鼻口呼吸をしながら水中でVR映像を見ることができるようになります。
安全に配慮して、対象年齢は7歳以上となります。
また、棒状の浮き具をお腹にセットして一人で浮ける人が参加条件となります
株式会社Rockin’Poolは、固定概念にとらわれない自由な精神とアイディアをプールに取り込み、プールの可能性を広げ、プールの新しい楽しみ方を提案している会社です。
「空飛ぶプールVR INユネッサン」も、プールの可能性を知ってもらいたいという考えに、箱根小涌園ユネッサンが共感して実現しています。
あなたも是非、空飛ぶプールVR INユネッサンで体験を
今回は二日間の限定開催ですが、今後は5月にも開催が予定されており、定期的な開催にも期待が持てます。
また、今回のイベントが好評なら、全国への展開にも期待が持てるでしょう。
箱根から遠くに住む人はなかなか参加できませんが、浮遊感を伴う空飛ぶ体験は貴重ですのできっと瞬く間に広まると思いますよ。
あなたの街に「空飛ぶプール」がやってくる日も、そう遠くないかもしれません。