スカイダイビングをしている姿をテレビなどで見ると、大空を飛んでいるようで気持ちよさそうです。でも、実際に体験するとなると、飛行機から飛び降りるなんてとてもじゃないけどできません。
「やってみたい」という気持ちはあっても、怖いし危ないからチャレンジする勇気はなかなかでないですよね。
そんなスカイダイビングを、室内で安全に体験できるのがインドアスカイダイビングです。これは、透明な筒の中で下から強烈な風に吹かれ、宙に舞う体験ができるというものです。
ただし、室内で行うため、スカイダイビングのように壮大な景色は楽しむことはできません。そこで考案されたのが、VRを使ったインドアスカイダイビングです。
・スカイダイビングと遜色ない究極の体験
VRを用いたインドアスカイダイビングは、アメリカを中心にインドアスカイダイビング施設を展開するiFLYが導入しています。
iFLYでは、20年以上前からVRでのスカイダイビングを実現しようとしていたそうです。最近になり、やっとVRの技術が発達したことで、その願いが現実のものになりました。
VRでは、高度1万3000フィートからのスカイダイビングを体験することができます。体験者は、VRゴーグルとヘルメットを装着し、筒の中での浮遊しながらVRを視聴するので、全身でスカイダイビングしている感覚を味わうことができるでしょう。
視覚と聴覚だけでも十分没入感のあるVRなのに、体も実際に浮いているとなると、そのリアリティは究極といってもいいでしょう。
・サポートもバッチリで安全を保証
体験前には、簡単な飛行トレーニングが行われます。通常の飛行に参加してからVR体験に入っていくので、初めての方でも安心してチャレンジできます。また、インストラクターもサポートしてくれるので、安全に体験することができるでしょう。
この体験は、8歳以上で体重118kg以下の人なら誰でも参加することができます。子どもと一緒に体験できるのも嬉しいですよね。
アメリカで展開する約40の施設のうち、28の施設で導入されているようです。料金も20ドルとお手ごろなので、海外旅行で近くに訪れた際に体験してみてもいいかもしれません。
日本にもインドアスカイダイビングができる施設はありますが、まだまだ少ないのが現状です。また、VRはまだ導入されていません。
しかし、これほど楽しそうなアクティビティが、日本に導入されないはずがありません。きっと近い将来導入されることでしょう。アメリカは遠いので、それまで気長に待つことにしましょう。