大学へ進学する場合、まずは志望する大学を決めなければなりません。しかし、日本には無数の大学があり、それぞれ特色も異なるので、なかなか決めるのも大変ですよね。
そこで各大学も、学生さんに大学の良さを知ってもらうために、オープンキャンパスや学校説明会などを定期的に開催しています。
東京にある工学院大学でも、オープンキャンパスが開催されます。このオープンキャンパスでは、大学での様々な学びを体験できるほかに、VRを使ったキャンパスライフの紹介も体験することができます。
・一番の目玉は「バーチャル八王子キャンパス」
工学院大学は、新宿と八王子の2箇所にキャンパスがあります。この2箇所を1日で見学するのは、なかなか大変ですよね。
そこで活躍するのが、今回のオープンキャンパスで導入された「バーチャル八王子キャンパス」です。このVRコンテンツを活用すれば、新宿キャンパスにいながら八王子キャンパスの様子を体験することができます。
工学院大学では、1、2年時は八王子キャンパスに通うことになるそうです。入学してすぐに通うことになるキャンパスは、ぜひとも体験しておきたいものです。
新宿ならアクセスも簡単なので、八王子に見学に行く時間がない人でも立ち寄れるかもしれません。また、VRを活用した体験なので、きっとキャンパスライフをリアルに味わうことができるでしょう。
ちなみに、「バーチャル八王子キャンパス」は、情報学部の学生が制作したそうです。工学院大学なら、VRコンテンツを制作する技術も身につきそうですね。
・フライトシミュレーターも人気
工学院大学のオープンキャンパスには、他にも面白そうなコンテンツが体験できそうです。
たとえば、フライトシミュレーターが設置されており、エンジニア・パイロットを体験することができます。これは、2019年4月に先進工学部・機械理工学科に新設される「航空理工学専攻」で使用されるものだそうで、入学前に先行して体験できるというわけです。
また、先進的な応用物理学や応用科学の実験や実習も体験することができます。このような体験ができるなら、入学後の生活をリアルにイメージすることができますね。
進路と言う意味では、就職活動にもVRは積極的に活用されています。職場体験や職場見学を、現地に行かなくてもVRで体験できるというものです。これにより、就職後のミスマッチを防ぐことができます。
大学は就職ほど長い期間を過ごすわけではないですが、それでも自分に合った場所へ進学したいものです。自分の希望通りの大学か見極めるためにも、VRは活躍すること間違いなしでしょう。