近年、様々なデバイスやセンサー技術の向上により、VRがどんどん身近な存在になってきています。
一昔前は、エンターテインメント分野以外ではほとんど活用されていませんでしたが、今では様々な分野で広く活用されるようになっているのです。
この流れに乗り、デル株式会社は、エヌビディア合同会社、ダッソー・システムズ株式会社、株式会社ボーンデジタルなど関係各社とともにVR研究会を発足させました。
この組織を通じて、注目がどんどん高まるVRをさらに普及していくことを目的としています。
VR研究会が目指す未来
VR研究会では、技術的活動とマーケティング活動の2つの活動をメインとする予定です。
技術活動では、「分科会の開催」「VR製品の動作検証・確認の実施」「技術情報の発信」などが考えられています。
また、マーケティング活動としては、「セミナー・イベントの開催」「メディアを活用したデジタルコンテンツの発信」「導入事例の紹介」などが考えられています。
これらの活動を通じて、VRに関わる関係者間の情報共有の促進や、VRに携わる企業と文教との連携の促進を目指します。
企業と文教が深く連携できれば、産業向けVRの市場をより広く開拓していくことができるでしょう。
また、ユーザーが安心して利用できるサービスを提供することが可能となります。
また、VR研究会の活動の一環として、産業向け VR セミナー「VR でつながるねん」が開催されます。
このセミナーは、デルとエヌビディアが主催となっています。
「VR でつながるねん」の内容は?
産業向け VR セミナー「VR でつながるねん」では、日本のVR・AR市場の現状と、今後どうなっていくのかを知ることができます。
各業界におけるVR・ARへの取り組みが、事例を交えながら紹介される予定です。
また、デモや展示も実施される予定となっております。最新の産業用VRデバイスを、実際に体験するまたとない機会となるでしょう。
日時は、2018年4月24日、13時からの予定となっています。会場は、大阪のナレッジキャピタルコングレコンベンションセンターで、定員は100名です。参加日は無料ですが、事前申し込みが必要です。
今後、産業用VRの導入を考えているなら、参加しておいて損はないと思いますよ。
VRはまだまだ普及する?
VRに関わる企業が連携して、VRをさらに普及しようと頑張っています。
産業用VRの導入に興味のある企業は多いでしょうから、その手助けとなってくれるといいですね。
また、産業用VRがどんどん普及していけば、まだあまり広まっていない家庭用VRの普及にも好影響を及ぼすことと思います。
VR業界の更なる発展のためにも、ぜひ頑張っていただきたいですね。