訪日観光客は年々増加しており、その経済効果にも注目が集まっています。
少し前に、中国人観光客の爆買いが話題になりましたよね。
その勢いはいまだ健在で、政府も訪日外国人目標を一気に倍増したりしています。
訪日観光客の取り込みは、各旅行会社などでも積極的に行われています。
今回紹介するANAも、訪日観光を増やす取り組みに積極的な企業です。
ANAでは、日本の魅力を海外へ発信するためにVR旅行体験ができるコンテンツ「BEYOND TOKYO」の提供をスタートしました。
では、その内容を見ていきましょう。
気になる「BEYOND TOKYO」の内容は?
「BEYOND TOKYO」では、現実さながらの東京観光を体験することができます。
たとえば、渋谷のスクランブル交差点の雑踏を感じたり、現地の居酒屋を訪れたり、原宿のファッションを体験したりできます。
360°映像と音声ナビゲーションにより、自宅にいながら東京と周辺エリアを探索することができるのです。
さらに、VRならではのゲーム的な要素も兼ね備えています。
渋谷の象徴とも言える「忠犬ハチ公」の物語を辿る体験なども用意されているのです。
日本に興味がある外国人にとって、年齢を問わず興味深いコンテンツになっているといえるでしょう。
このコンテンツをみることで、実際に東京の街を訪れてみたくなり、日本を訪れるきっかけにすることが期待できます。
ビジネスコンテストで選定
「BEYOND TOKYO」は、ANAホールディングス株式会社、ベンチャー企業の育成を行うWiL株式会社、サンフランシスコを拠点とするソープコレクティブが共同で提供します。
WiLとANA HDが両社の社員を対象にビジネスコンテストを実施し選定されたビジネス案で、伝統工芸ECサイト「WAYO」に続く取り組みとなります。
「BEYOND TOKYO」は、海外に在住する人に向けて日本の旅行の楽しさを訴求するコンテンツです。そのため、言語も英語で提供されています。
また、VRならではの旅行体験を提供することで、「バーチャルトラベル」という新しいジャンルの確立も目指しています。
少しでも多くの外国人観光客を日本に誘致するため、旅行会社はもちろん各自治体でも様々な取り組みが行われています。
その中でもVRを活用する取り組みが最近では目立ってきました。
海外ではVRがどんどん普及しています。
つまり、VRをプロモーションに使うのは当たり前になりつつあるということです。
VRで簡単に旅行体験を
VRを活用すれば、あたかも現地を訪れているような体験を提供できます。
これにより、日本の魅力を最大限伝えることができるので、訪日観光客の誘致にはもってこいというわけです。
日本の魅力をもっと知ってもらい、日本を訪れる人がどんどん増えると日本の経済も潤います。
ぜひ、どんどん取り組みを強化して頂きたいと思います。
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