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空間音響で臨場感抜群、VRを使った爆音浴体験とは?

VR「H-IIAロケットF37 種子島恵美之江展望公園」

爆音浴という謎の趣味をご存知ですか?爆音浴とは、とにかくでかい音「爆音」を、身体全体で浴びて最高の気分に浸るというものです。

爆音が好きでない人にとっては、何がいいのかわからない趣味ですよね。

 

この爆音浴を、自宅で気軽に体験できる「“爆音浴”VR 空間音響 大阪国際空港」がYouTubeに公開されています。

 爆音浴”VR 空間音響

 

“爆音浴”VR 空間音響のここがすごい

“爆音浴”VR 空間音響は、「ハコスコ」などのスマートフォン向けVRゴーグルとヘッドホンを用いた視聴が推奨されています。

動画自体はPCなどでも視聴できますが、この二つを利用することで、頭上を通る飛行機をよりリアルに体験することができます。

 

また、“爆音浴”VR 空間音響は、360度動画の「音」を立体的に聞き分けることができます。

自分が見ている方向に応じて、音の聞こえる位置が変わるサウンドシステムが採用されており、たとえば飛行機が近づいた際顔を左に向けると、右側から強く飛行機の音が聞こえるようになっています。

 VR 飛行機

 

また、遠くに飛行機がいるときは音も遠くから聞こえてきます。

その後、飛行機が頭上を通り過ぎると、後方で音が徐々に離れていく様子を耳で体感することができるのです。

この空間音響の効果により、あたかも自分がその場にいるような臨場感を体験することができます。

 

臨場感を演出するVR空間音響

空間音響とは、音を再生する際に3次元的な音の方向や距離、広がりを表現する方式のことです。

音が聞こえてくる方向や距離感を制御することで、VRをはじめとする映像コンテンツにより臨場感を与えることができます。

 

この技術は、ライブ映像やイベント映像などをVRコンテンツにする場合にも幅広く活用されています。

この技術が発展することで、VRの臨場感はさらに向上することでしょう。

 

さらにロケットの打ち上げも

 VR「H-IIAロケットF37 種子島恵美之江展望公園」

 

さらにYouTubeには、「“爆音浴”VR 空間音響 H-IIAロケットF37 種子島恵美之江展望公園」も公開されています。

こちらは、201712月に打ち上げられたH-IIAロケット37号機の打ち上げを収録したもので、こちらにも空間音響が使われています。

撮影地点がロケットの打ち上げ場から3キロ離れているので音が後れて聞こえますが、その点も加えて臨場感たっぷりです。

 

VRで五感体験できるコンテンツを

今回紹介したコンテンツは、太陽企画株式会社と株式会社スタジオ・アームにて制作され、今後は「コンテンツ東京2018」の太陽企画ブースで、360°動画の展示も行われます。

この展示では、音と映像に加え、振動ユニットを用いた「振動」も体験に加わり、五感で体験できるコンテンツになるとのことです。

 

 

爆音浴と聞いても正直よくわからない趣味ですが、VR映像と空間音響は臨場感抜群でした。今後は振動も加わるとのことですので、そちらもぜひ体験してみたいですね。

 

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