福岡|VR制作、VR映像、撮影、VRシステム、プロモーション昔はSFの世界の話でしかなかった宇宙旅行も、現在では実現する日もそう遠くない感じになってきています。国家政策による宇宙開発では、すでに多くの宇宙飛行士が宇宙に行っていますし、最近では多くの民間企業が宇宙旅行を実現するために技術開発に励んでいます。
すでに販売されえいる旅行プランもあり、おそらく近い将来、民間人が宇宙旅行にいける日が来るのでしょう。
ただし、宇宙旅行に行くには、それなりのトレーニングが必要です。ご存知の通り、宇宙空間では重力がありません。何の訓練も無しに宇宙に行くと、脳が混乱し「宇宙酔い」を行き起こすことになるのです。
このトレーニングに、VRが活用されることになりそうです。これまでのトレーニングは、実物大の擬似宇宙船や専門のシミュレーターを使うため、体への負担が大きくある程度時間がかかりました。
ところがVRを使えば、体への負担も時間も削減することができるようなのです。
・3日間で訓練が完了
VRによる宇宙旅行トレーニングを導入しようとしているのは、宇宙旅行ビジネスを手がけるヴァージン・ギャラクティック社です。宇宙旅行を25万ドルで販売しており、すでに700人を超える人が支払いを済ませているようです。
この宇宙旅行に申し込みをしている方は一般の方々です。そのため、フライト前には入念なトレーニングが不可欠となります。
VRを使って実施するトレーニングは、過酷なものではないようです。むしろ楽しい体験のようで、トレーニング込みで宇宙旅行を楽しめるようです。
しかも、トレーニングは3日で完了し、4日目には宇宙に旅立てるとのことです。現時点で宇宙旅行の日程は決定していませんが、フライトの準備ができ次第トレーニングを開始するとのことです。
・NASAも導入する技術
宇宙に行くための訓練をVRで行っているのは、ヴァージン・ギャラクティック社が初めてではありません。NASAでは以前より、宇宙飛行士向けの訓練にVRを導入しています。
特に宇宙飛行士の場合、宇宙空間で実験や作業を行う必要があります。ただし、無重力状態なので、思うように作業を進めることができないおそれもあるのです。
そこでVRを使い、無重力空間を再現すれば、そこでの作業もトレーニングできるというわけです。
普通の人でも宇宙にいける日が、近づいている気がしますね。宇宙旅行のために必要なトレーニングも、VRのおかげで楽しく実施できそうです。
でも、一番のネックは旅行代金ですよね。2500万円もの大金、とてもじゃないけど準備できません・・・とりあえず、宇宙空間を体験できるVRで、行った気分だけでも味わっておくことにします。
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