英語が話せる人ってカッコいいですよね。
最近ではビジネスの場でも英語を話す機会も多くなり、社内の公用語を英語にしている企業もいくつかあります。
手っ取り早く英語が話せるようになる方法として、まず思い浮かべるのは英会話教室に通うことでしょう。
英会話教室に通えば、独学では理解しづらい英語独特の感覚を学ぶことができます。
また、通うたびに英語を話す機会を作ることができるので、しっかり通うときっと英語を話せるようになるでしょう。
しかし、なかなか英会話教室に通うのも大変ですよね。
お金も結構かかりますし、最低でも週に1回程度は通わないと、あまり効果が期待できません。
そこで、VRを活用したアプリで学習してみてはいかがでしょうか。
没入感のあるVRなら、実際に外国人と1対1で話しているような感覚をリアルに体験することができます。
VR対応アプリ「英語でおもてなしガイド」
株式会社イーオンがリリースしている「英語でおもてなしガイド」は、外国人観光客に対して英語で案内するシーンをVRで再現したアプリです。
疑似コミュニケーション体験を通じて、英会話力の向上を図ります。
アプリのコンテンツは、単語や言い回しを学習する「事前学習パート」と、習得した知識を駆使して会話する「会話学習パート」の二つで構成されており、VRは「会話学習パート」に対応しています。
会話学習パートには、「Conversation」「Exercise」「Practice」の3つのモードが用意されています。
「Conversation」は、穴あき状態になった英文から基本的名英文表現を学びます。
「Exercise」では、「Conversation」で使われた単語を入れ替えて、会話の応用力を身につけます。
最後の「Practice」では、会話の途中で分岐が発生し、選択した会話により結末が変化するマルチストーリーを楽しむことができます。
会話の終了後は、発音のスピードや正確さなどを評価してもらえます。
会話中の視線の動きも分析され、「できるだけ視線を合わせて話すようにしましょう」といった、VRならではのアドバイスももらえるようになっています。
また、スマートフォンの録音機能を使えば、会話内容を録音することもできます。
録音内容をネイティブによるお手本と聞き比べることで、発音の上達にもつなげることができます。
さらに、事前学習パート、会話学習パートそれぞれの進捗率はログとして記録され、進捗に応じた学習方法も表示されます。
VRを使って安価に英語を学ぶ
このアプリは、イーオンの対面講座「英語ボランティアガイド 初級コース」の内容がベースとなっています。
実際の講座がベースなので、まるで英会話教室に通っているかのような体験が可能です。
また、本番に近い練習を反復して行えるため、高い学習効果にも期待が持てるでしょう。
「英語でおもてなしガイド」は、全部で8つのチャプターで構成されています。
チャプター1は無料で体験できますが、チャプター2以降に進むには、月額980円の定額課金プランへの登録が必要です。
とは言え、通常の英会話と比べると、非常に安価なので一度試してもいいかもしれません。
また、スマートフォン単体で学習できる通常モードと、VRモードを切り替えることもできます。
VRに少しつかれた場合でも、通常モードで学習を継続できるというわけです。
VRは教育分野にも進出
これまで、教育分野へのVR導入はそれほど進んでいませんでした。
しかし、今回のアプリの登場により、今後、他の教育分野での活用にも期待が持てます。
どんどんVRを活用し、より深い学びができるようになるといいですね。
コメントを残す